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バセドウ病の治療について:治療方法は3つあります

バセドウ病の治療方法について

バセドウ病の治療方法についてまとめてみました。

バセドウ病は、自己抗体によって甲状腺が暴走してしまう病気で、

治療方法は大きく3つあります。

まずは甲状腺の暴走を鎮める事となります(抗甲状腺薬内服療法)。

そして根治は、甲状腺が二度と暴走しないようにする事です。

甲状腺が二度と暴走しないようにするには、甲状腺を無くしてしまうか(手術)、小さくしてしまえば良い(放射性ヨード内服療法


以下に、上記治療方法3つをまとめてみます。


抗甲状腺薬内服療法   (薬物治療)

放射性ヨード内服療法(アイソトープ療法)

外科的療法(手術)

方法

抗甲状腺薬内服

放射性ヨードの入ったカプセル内服

甲状腺切除術

対象となる人

全員

原則として18歳以上

・甲状腺癌などの腫瘍を合併した人・甲状腺腫の大きい人など

対象とならない人

以前服用した抗甲状腺薬で過敏症や重い副作用をおこしたことがある人

妊婦、授乳婦、近い将来(半年以内で)赤ちゃんを望んでいる男性・女性

手術に耐えられない人

利点

・治療法が簡単である ・全ての病院で行える ・日常生活をしながら治療ができる

・治療法が簡単である・治癒率が高い・治療効果が比較的短時間で現れる

・治療効果が早期に確実に得られる・治癒率が高い・再発率ほぼゼロ(全摘の場合)

欠点

・再発率が高い   ・長期間服薬が必要である・副作用がありえる・なかなか治りきらない

・治療後の甲状腺機能低下症の発生率が高い(約50%)・特殊な設備を必要とする

・入院が必要である ・手術瘢痕(傷)が残る・まれに嗄声、低カルシウム血症の合併症がある

ひとことメモ

まずはこれで治療開始します。

抗甲状腺薬でホルモン安定後に実施が望ましい。1回数カプセル服用して、じわじわ効果が出てくる事多い。

抗甲状腺薬でホルモン安定後に実施が望ましい。速効性あり(摘出するから)。入院は状態にもよるが、1週間から10日くらいが一般的。


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