A社の持続血糖測定器を着けてみました。
厳密には血糖ではなく、毛細血管から皮下組織に染み出たブドウ糖(間質液中のブドウ糖)濃度を測定しています。間質液ブドウ糖値は血液中のグルコース値を反映するまでタイムラグがある事も体感できました。変動激しいときは、指先に針を穿刺して血液中のブドウ糖値の測定が、確かに望ましいと思います。
ただ、 (1)今まで、指先に針を穿刺しなければ測定できなかった血糖値が、かざすだけで測定できるようになったという事 (2)指先穿刺での血糖測定では「点」でしか把握できなかった変化が「線」でトレンドを確認できるようになった事 (3)夜間眠っている間~起床までの血糖変動を確認できるようになった事 上記3つはとても大きいと思います。
昔の持続血糖測定器は煩雑で超高額でした。上司の先生と、やや緊張しながら患者さんに器械を装着した事が懐かしいです。