糖尿病や高血圧が原因で腎臓が悪くなると、血液中のカリウムが増えてしまいます(高カリウム血症)。
そのような場合、カリウムの摂取をなるべく制限する必要があります。
食品一つ一つに含まれるカリウム量を覚える事は不可能なので、以下にポイントを記していきます。
<カリウムが多く含まれている食品>
・いも類(さといも、さつまいもに特に多い)
・野菜類(ほうれん草に特に多い)
・海藻類
・種実類
・豆類
・フルーツ類(バナナ、メロンに特に多い)
・魚にもやや多く含まれています
<意外とカリウムが少ない食品>
卵、チーズ
<野菜類のカリウム制限方法>
野菜をゆでこぼしたり、水にさらすことにより、カリウムを減らせます。
野菜、フルーツの食べる量は多くないでしょうか?
肉や魚、牛乳は摂取しすぎてないでしょうか?
豆類は多くはないですか?
いも類を食べすぎていませんか?
海藻類は多すぎませんか?
果汁ジュース、トマトジュース、野菜ジュースを飲みすぎていませんか?
食事の全体量やバランスに問題はないでしょうか?
摂取をゼロにする事は不可能です。
魚だって、豆だって、フルーツだって食べたい。
量やバランスが問題となる事が多いので、偏らないように注意する事が大切です。
腎機能が悪く、どうしても血液中のカリウムが下がらない場合には、腎臓内科医に再度診ていただく必要があります。